臨床研究推進センターは、新潟大学医歯学総合病院における臨床開発・臨床試験の中心的機能を担う組織です。1999年に開設された「ちけんセンター」が、2003年に「生命科学医療センターちけんセンター部門」に改組され、2015年に発足した「プロトコールデータセンター」と統合されて、2017年に「臨床研究推進センター」となりました。 現在、当センターは約50名のスタッフを擁し、臨床開発・臨床試験に必要な薬事担当、プロジェクトマネージャー、臨床研究コーディネーター、生物統計家、モニター、データマネージャー、事務職員等が所属しています。これらの中には、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師等の医療資格を有する者や、医薬品医療機器総合機構(PMDA)や日本医療研究開発機構(AMED)の勤務経験者も含まれます。 我々の使命は、質の高い臨床試験を推進すること、臨床試験に必要な人材を育成すること、そして研究開発を通じて革新的な医薬品・医療機器等の社会実装に貢献することです。そのために、研究相談や開発戦略相談における専門的助言、目的に適合した適切な試験デザイン設計や逸脱のない高品質なデータ取得の支援、最新の規制・倫理等を含めた研究者教育等を提供しています。 新潟大学医歯学総合病院のみならず、わが国の臨床開発・臨床試験の推進と発展のために貢献して参りますので、皆様方のご支援とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。 臨床研究推進センター部長 田中 基嗣
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