新潟大学医歯学総合病院 臨床研究推進センター

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指導医からのメッセージ

田中 基嗣

臨床研究は究極の臨床である

質の高い臨床研究(特に、臨床試験)を推進するためには、若手研究者の育成が不可欠であるとの思いから、2022年度から臨床研修医の受入れを開始しました。本コースでは、実際の研究相談、様々なレクチャー、業務見学等を通じて、臨床研究のエッセンスを学んでいただきます。最適な医療を開拓する臨床研究の精神は、臨床の究極形の一つといえます。本コースが、皆さんが臨床研究を志すきっかけになることを願っています。

田中 基嗣 Tanaka Mototsugu

研修内容

ある1日のスケジュール

8:30 出勤
8:30〜9:00 メール確認、前日の復習等
9:00〜10:00 ミニレクチャー(全8種類)
10:00〜12:00 業務見学(全5種類)
12:00〜13:00 昼休憩
13:00〜14:00 臨床研究相談(研究者との研究相談に同席します)
14:00〜16:00 研究デザイン発表会準備(資料作成、文献検索等)
16:00〜17:15 指導医やスタッフと研究デザインに関してディスカッション
17:15 退勤

研修医の声

佐藤 新

想像を超え多岐に渡る研修内容。
抄読会・研究デザイン発表を終えた後の達成感はひとしお!

研修全体を通して

想像していたよりも多岐に渡って学べた。統計も、座学で学ぶだけなのとデザインを通して自主的に道具として扱おうとするのとでは学べる量が全然違うなと思った。

研修をして良かったと感じた点

批判的吟味や研究の大枠、研究計画書を書く際どんな点を気にしているのか、など調べただけでは身につきにくい知識を学べた。

指導教員について

皆さんがこちらの進捗を気にかけてくださり相談しやすかった。

佐藤 新 Sato Arata

田井戸 俊樹

学生や研修医のうちにこそ
臨床研究を学ぶべき!

研修全体を通して

どの先生・スタッフの方も非常に親切に接していただき、非常に充実した1か月を送ることができました。今までほとんど学ばなかったことを学ぶことができて、非常に有意義な研修になりました。

研修をして良かったと感じた点

最高でした。先生・スタッフの方々の物凄い熱意を感じ、その熱意に少しでも応えたいと思いました。

先生からのメッセージ

最初は箸休め的な意味合いで、本研修を選択しました。しかしこの研修を通じて、臨床研究について学ぶことは非常に重要であり、研修医の時間があるときにこそ回るべきだと感じました。今後日本の医学教育が少しずつ変化していき、学生や研修医のうちに臨床研究を学ぶのは当たり前であり、臨床研究推進センターのプログラムを選択するのは当然と考えるような時代が来ることを願っています。いつの日かこの学びを必ず役立てます!

田井戸 俊樹 Taido Toshiki